私は立場上、色々なご家庭に行って、ご法事や月参りのお経を称え、説法の後、よもやま話しをして寺に帰ってきます。その、よもやま話しの中で、独身の息子さんや娘さんがおられたら、「結婚しないのですか。」と尋ねる事が多々あります。つまり、70歳のおせっかい坊主になってしまいます。「良い人がいたら、もちろん...。」と異口同音に息子さんや娘さんは言われます。しかし、その言葉の裏には、結婚する気は全く無いように思えてなりません。
政府は、防衛費に沢山のお金をかけ、少子化問題には、余り深刻には、考えていないような気がします。
私がお参りする家に、独身の方々が本当に多いこと。特にお父様がお母様より先に亡くなられたご家庭に、それが目立ちます。
仏法のことを、論じるのがこの月々の言葉で大事なのですが、今の日本のことを思うと、ついつい書いてしまいました。
合掌

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