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執筆者の写真清浄山 安楽寺(大阪府茨木市)

安楽寺 令和5年8月15日の言葉

更新日:2023年8月18日

15年戦争が終わって78年が経ちました。私は戦後生まれですので、父母から戦争のことはある程度は耳にしておりました。太田(大阪府茨木市)は田舎ですので、空爆などは、一度もなかったらしいです。

 さて、平成元年6月24日に52歳の若さで亡くなった美空ひばりさんが、反戦歌として「一本の鉛筆」という歌を、昭和49年に発表しています。その歌詞を書いてみます。

 「〜略〜 一本の鉛筆があれば、私はあなたへの愛を書く、一本の鉛筆があれば、戦争はいやだと、私は書く。〜略〜 一本の鉛筆があれば、8月6日の朝と書く、一本の鉛筆があれば、人間のいのちと、私は書く。」というものです。8月6日の朝は、人類史上最初の核爆弾が広島に落とされた日時です。

 今年の広島市の松井一実市長は、平和宣言で「核抑止論は破綻(はたん)している。」として、一人ひとりが、世界中の指導者に対して、核抑止論から脱却することを促すことが重要だと、訴えました。その少し前、G7サミットで発表された核軍縮をめぐる「広島ビジョン」は核抑止論を肯定する内容でした。残念というしかないようです...。

合掌

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